その1 その2 その3 その4


行ってみて判りました。いやあ、かなり大まじなマラソン大会だこと。
ファルトボートは12艇出ていましたが、半数以上がフェザークラフト。
フェザー以外もエルズミアとか、ばりばりのシーカヤックファルトボートで、
川用のファルトで出ようなんて人はあまりいないらしい。
いやあ、えらいところに来てしまったもんだ。
今回のカヌーは、カナール415Alu。ラダー付き。当然私だけであった。



会場の古仁屋の町に降りていく道に、大きな看板ができていました。
ずいぶん気合が入っているなあ。


荷物一式は町役場に送付。前日金曜日にに取りに行ったら、
入り口のところにごろごろ積み上げられていました。
2階の観光課の人に一言言って自分のを持っていく。
まさに町役場挙げてマラソン大会の準備中、というところで、あちこちに旗とか積み上げられていました。


カヌーを作っている人もいました・・塩ビのパイプと工事用のコーンでシーカヤック作成中。
材料費10000円でカヌーを作ると、その場で工作しておりました。
これ、完走したら特別賞間違い無しですね。

右の写真はナゲハゲさんのジェットストリームと金井さんの木製カヤック。
ジェットストリームの細さを見て、これは優勝いけるな、と、思っていました。
残念ながらナゲハゲさんは試合当日に亀裂が見つかって、スタートできず。本当に残念でした。



役場の駐車場はみんなシーカヤック駐車場として使用可。
車で来ていると、これは便利。


土曜日のスケジュール。
あさイチ、公民館で登録をやって、書類一式の袋をもらいました。
ゼッケンとか、タグとかが入っていました。
で、9時から艇検。
検査といっても、艇を見て、パドル、ライフジャケット、笛、を見る、くらいしかチェックしませんでした。
折角パドルフロートを買っていったのですが、本当に使わず。



コースの下見船が出ます。漁船に乗り込んで、コースを一回りしてくれます。
説明があると聞いていたのですが、漁船上で係りの人からの説明はなく、
たまたま隣に乗り合わせた選手の方に話を聞いてました。感謝。


黄色い旗を右手に、赤い旗を左手に見て漕ぐそうで。
黄色い旗より岸から遠ざかってはいけない、赤い旗より岸によってはいけない、ということらしい。
だから、かなり岸のそばまでコースが寄って行くところもあるようです。


この日は海峡の真ん中に軍艦が停泊中。
なかなか不思議な光景。この湾内には自衛隊のエリアもあります。

この後、公民館で説明会が行われました。
天気がたいへんよくって、今回は運が良いと強調されていました。


ずらっと並んだカヌーの数々。なんでも、246艇参加されたんだと。



さて、明けまして試合当日。
コースのマップはその4に載せましたので、それもあわせてご覧ください。


8時半から入水。三々五々出艇して行く選手たち。
いやあ、たくさんいるたくさんいる。


湾内に桟橋が出て、そこから出しておりました。
隣にスロープはあるのですが、それは使うな、ということで。
ちょっと高さのある桟橋から乗り込みます。


スタートは湾外から、フルマラソンの2人艇、フルマラソンの一人艇、そのほか、ハーフの順で5分後とに分けて行います。
それにしたって、けっこうな艇数。

スタートと共にわんさと艇が出発。みんな漕ぎまくります。

さいしょの岬まではみんなわんさとごっちゃになって漕いで行きまして、
でも、さすがにスピードが乗ると、シーカヤックにどんどん抜かれるようになっていった。

そのうち、ハーフで出発した人々のトップが差し掛かるとまた抜かれまくり。
うーむ、スピードが出ないなあ。やっぱり川カヌーは出来がちがうぜ・・

岬を回って、嘉鉄の湾内。エイドステーションですが、まだここは素通り。
ここがすっごくきれいであった。
撮っている暇があるなら漕げよな、ってなものですが、ここで撮らないともったいない。
それほどきれいであった。海底がカヌーの上から見えるんですよね。

そこから海峡を渡ります。
流されたら太平洋、と、ちっとは緊張して漕いだのですが、本日は潮目がよかったようで、
強い流れはなく。
みんなてんでんに向こう側を目指していきました。


最初のチェックポイントが海峡渡りをした次の岸、渡連(どれん)
写真をあわてて撮っているので、えらい写真になっていますが。
チェックポイントと一緒にもらったお茶が冷たくておいしかった。


ちなみに下見のときの渡連の写真。この岸にたくさん人が立っておりました。


日差しが暑いので、顔が真っ黒に写っていますね。
写真左は写してもらった私の姿。右はここで撮影。
このときにはまだまだまわりにほかのカヌーがいた。
シーカヤックは、やっぱり、はやい。