2022.12.3. 羽田空港一周アタック

今回は、経験者と同行で行っています。
このコースは、進入禁止区域や、危険な岬の先とか注意ポイントがあります。
気軽に行けるコースではないので、ご注意ください。
 

逗子カヌークラブで、羽田空港一周企画が盛り上がった。
他の人はシーカヤックですが、これは行きたいと、手を挙げた。
全長20キロ以上のルート。最初の7キロに判断点を設けて、
そこで行けるかいけないか判断するならOKという、
ありがたいリーダーの判断もあり、参加してきました。

今回、羽田空港の沖合の滑走路を含めて回るのですが、
多摩川から出ると、東京湾内はゴールまで
漕ぎきるしかないコースだとのこと。


最初、前回組み立ててみた「PE1ぴいちゃん」で行こうと考えていましたが、
乗りなれたカヌーにすべきという意見があり、
確かにその通りだと思いなおして、
今回のためにフットブレイスバーと、コーミングカバーを新調。
気合だけは、かなり入ってます。

朝7時半、現地到着。シーカヤック組が来る前に
ファルトボートを組み立ててしまおうという作戦。

 
今回、釣り道具がないので身軽。
後部座席に分解式ドーリーが入ることを確認。


コーミングカバーをつけると、いつもと雰囲気がちがう。

ドーリーをみんなで引っ張って、出航地点の砂浜まで。
 
ここでは、一人ずつ登録してカードをもらい、出航カードに記入することが必要です。
今回参加者、8人8艇。6艇がリジットのシーカヤック。
フェザークラフトが一艇と、私のアルピナがファルトボート組。

 
この砂浜は波がない風がない地形なので、出艇は凄く平和。
こういうところがいいですよね。

 
出航すぐにモノレールをくぐる。
モノレールが来たから写真撮ったけど、ここでは映ってなかった。

 
あのモノレールから見たことのある海に浮いているんだよなあ、
と思うと、なんか、不思議な感覚です。


 
回転式の橋というのがありました。
こんなでっかいものが動くんですね。
今は開いたまま。これ、夜に閉じるのかな。

 
たまにレジャーボートがやってくるのでやりすごします。右側通行厳守。

モノレールもやってきた。



細い水路を進んで赤い鳥居が見えてきました。

 
この鳥居、多摩川サイクリングコースの最後ともいえる場所で、
先日も、20キロ漕いで自転車で来たばかり。

自転車から見た海に浮かんでいる、これってすごい。


撮ってもらった写真。
上流側には工事中の大師橋が遠くに見える。


前回の自転車の時に見つけた船着き場。
そのときは使っていないのかと思ったけど、
今回は観光船がいました。

 
着陸する飛行機が近くに見える。

この距離はなかなか迫力。

撮ってもらった写真。
この飛行機、鬼滅の刃のイラストバージョンだ。



多摩川河口。羽田空港 A滑走路 標識灯が見えてきました。

赤い橋みたいなやつで、これに沿って飛行機が降りてくる。

 
すごい近いのです。
あんなでっかいのが、よく浮かんでいるよね。

 
ここで、降りてくる飛行機を眺める。
午前中はラッシュらしく、数分おきに飛行機がやってくる。

こんな密度で飛行機って着陸しているんだね。


まさに頭の上を超えていく。

 
遠くにみているのが近くにくるのはすぐ。

そして、轟音をあげて頭の上を超えて飛んでいく。
 

小一時間飛行機を眺めて、
ここで判断タイム。
ファルトはこの先、行けるか行けないか?

カヤックフィッシングでも、普通に14キロとか漕いでいるので、
やっぱりこのくらいではまだ漕ぎ足りない。行く気満々。
もう1艇のファルトも行くことになり、8艇全員で一周をめざすことに。

まずは、D滑走路まで漕ぐ。

D滑走路の多摩川にかかる部分は、
川の流れを止めないように、下が柱になっている。
 
あの下に入ってみたい欲求はあるのですが、
その手前にある黄色い標識灯から向こうは立ち入り禁止区域です。

レジャーボートが標識灯ぎりぎりに止めて釣りをしていた。
シーバス、いるんだろうなあ。

このあたりで波が立ち始める。さすがは東京湾。
 

D滑走路に沿って約3キロの直線コース。
シーカヤック、早い早い。
次来るならば絶対にPE1ぴいちゃんで来よう。


柱のところを過ぎると陸になる。
この滑走路も、ちょくちょく飛行機が飛び立っている。

 
どんどん追い抜かれているなあ、と、思ったけど、
このときカヤックの速度は6キロ前後。
向こうは時速100キロは軽く超えているんだって?



D滑走路の突端が見えてきた。
この
D滑走路を曲がったところから波がすごい凄い。

人口地形なので、波がもろに当たるのでしょうが、
ここは振り回されながら走破。

ここで、カヤックを筏にして休憩

波があるから、がんがん船があたる。

それでも漕ぎ続けた腕が若干やすまりました。

 

ここから斜めに漕いでいく。向こうに見えるのは
お台場のレインボーブリッジ。
この左側に東京湾ゲートブリッジと、ディズニーランドの火山が見えていた。
東京タワーもスカイツリーも見えてましたが、
ちゃんと写真撮ってません。

 
羽田空港のこちら側は壁が続く。
やっと端っこに到達して、
また標識灯の赤い橋が見えてきた。


桁下高9.0mという標識があって、
この下をくぐるのは問題なしです。
足の下をくぐってみました。
こんな角度、なかなか見ないわな。

 



 

上を飛行機が飛んでいく。
この時間になると、あまり飛行機が飛ばなくなった。
午前中のあれって、ラッシュだったんですね。

 
ゆっくり移動していく飛行機は、整備中か?



ラストラン。
セメント積み込み船の横を抜けていったのですが、

このあたり、もう腕がバテバテで、写真撮る余裕があまりなくなってた。

それでも、ゴールが見えてくると楽になる。

ハイウェイリムジンのオレンジの車体が並んだ駐車場を眺める。
 
なんとか、ファルトボートも遅れずについて一周できました。


上陸 3時。漕いだ距離、22.3キロ(GPS読み)

今回は、漕いだ漕いだ、達成感がありますね。
でっかいアルピナでもなんとかついていけるものです。

逗子カヌークラブの仲間たちに、感謝です!
今回は一人では絶対に行かないコースでした。


追記:
そのあと、蒲田の餃子屋で夕食打ち上げ。
羽根つき餃子を始めたのが蒲田の餃子屋さんだそうで。

ひとり分が5つで350円。これがうまい。ほんとに旨かった。
クルマなのでビール飲めないのだけが心残りでした。


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