南の島の ファルトボートツアー
2015.11.9-13.

Day3 11/11(水)

夜中、風の音で目が覚める。ぴゅーぴゅー言っている。
これで、カヌーが出せるのかなあ。出さないとやることがないよなあ、ここ。

朝起きて、しらはま荘のサービス朝食。

集落に1軒しかない昨日の雑貨屋に秋刀魚が入荷していたな・・・(笑)
左上のスパムはよくでてくる。こちらでは身近らしい。


それでも、昨日よりは今日のほうが風は弱いらしい。
海の方向にでかけることにする。

9時半出港。


のっけから風が強い。
ばりばり向かい風。
何とか進むので耐える。

20分休み無く漕いで、小さなビーチに上陸。


漕いだ漕いだあ。
しかし、Sさんは平気であった。鍛え方が違う。。

 

ちいさなビーチですが、砂浜。
サンゴの浜のほうがいいなあとSさん。


目の前を高速船がすっとんでいく。
このあたりの船はどれもエンジンがパワフルで、
おかげで引き波もでかい。
海上ですれ違いたくないなあ。


浜にはヤドカリがいた。待っていると歩き始める。

さて、再出艇。


岩の岬を回ると、ちょっとは風が弱くなった。
 
岩肌が出ていて、なかなかの絶景です。


夕べの食事のときにちょっとした話で盛り上がった。
白浜の向かいに見えている小島、「外離島(そとばなりじま)」には、
全裸で生活しているおじいさんが住んでいるらしい。
なんでも、テレビの特集で紹介されたことがあるらしい。
自給自足で生活しているらしい。
宿のおじさんと知り合いで、自分のポリシーがあるしっかりした人、らしい。
島を訪れる人は脱いじゃう人がいるようで、
俺は300人の若い女性のヌードをタダで見たと言っているらしい。
で、今はこっちのほうに住んでいるよと言っていた。

目の前に白い浜があって、キャンプをしているような人の姿。
遠くから目を凝らすと、上から下まで褐色、何も衣類をつけていないように見える。
その「こっち」というのはこの浜のことらしい??
「安心してください、穿いてませんから」の世界か??

あの浜です。クリックで拡大しても、点しか写ってません。
西表島 全裸」とかで検索すると写真が出てきます。
さすがに、おじいさんのヌードを見に行きたいと思わないので、、、通過。


さて、浅いけど、釣ってみようということで、釣り。
Sさんが釣り上げた。
 

その後、またSさんのロッドに魚がかかる。
引いている、でかそうだ。おいおい、すごいな、と、見ていたら跳ねた。
1mくらいの棒状の銀色の魚が見えた。
と、ロッドから力が抜けていた。
ばらした〜。残念

あれを釣っていたら、Sさんの天狗の鼻がさらに伸びそうだ。

 

さて、湾の一番奥にあるという、海から見える滝をめざす。

水路に入っていくと鳥の姿が。シラサキのようだった。


白い鳥が先を飛んでいく。
 

で、奥に入っていくと、見えてきました。滝。





海に直接滝が降り注いでいます。
ジャングルだねえ。

 

滝の前で記念撮影。



そのあと、滝つぼをジグで探ってみましたが、
さすがに、何も釣れず。
 


で、滝をあとに。
浜にはマングローブの足がにょきにょき。


マングローブ、見事です。

 

もちろん釣りもしてみますが、かからない。魚はすぐそばを泳いでいますが。
さすがに浅すぎるらしい。

 

今日は釣れてない。ご飯だけになってもつまらないので、
船でしか行けない集落、船浮まで漕いでみようと漕ぎ始める。

また、向かい風になってしまった。
ひたすら漕ぐ。

そこでSさんがシカトロでかけた。

ベラじゃないのお??

昼食は船浮の食堂だったはずが、
これで岸で食事にしようという話になる。

 

水中、浅いところではサンゴがよく見えます。
場所によっては青い魚がいっぱいついていたのですが、
さすがに写真に撮れないね。

けっこう、風あります。


で、ここでSさんから叫び声が。
ネットが無いと。どうやら、魚を入れたネットを流されたらしい。
探しても見当たるわけが無く、お昼ごはん、ロスト。
食事は船浮でとることになった。


港の奥のテトラポットの前に白い浜があったので、そこに上陸。


船浮の集落上陸。
車が無い、道が狭い。



イリオモテヤマネコが最初に捕獲されたのはここだそうです。
いちおう集落のなかで見つかったんですね・
イリオモテヤマネコ、西表島のほうぼうで目撃情報はぽつぽつあるようですが、
そうそう野生ものは見られないらしい。


港のスロープの横、テトラの内側に小船をつけるスペースがありました。
浜にあげなくてもこっちでよかった。
このスペースは沖合いからはわからなかったなあと。


最初に入った食堂は、呼んでも誰も出てこず。

看板のあったカレーやさん「ぶーの家」に入る。
外で食事する、集落にちょっと似つかわしくないきれいなお店。

おばさんに、「昨日はもっと風がつよかった」と、教えてもらう。

Sさんはいのししそばを、私はいのししカレーを注文。
 
いのしし、変わった味でおいしかったです。

で、ここから徒歩で数百メートルで、イダの浜というきれいな浜があるらしい。
カヤックで岬をまわれは行き着けるのですが、
この風の中なので、徒歩を選ぶ。


山道をあるいていくと、開けました。
海。白い浜。
 
数人の観光客がぽつぽついるだけ。

浜はサンゴでできているようで、ちいさなサンゴがいっぱい落ちていました。


こっち側は海が凪なのが不思議だ。

さて帰り道、
シラサギが居る。


道案内するかのように蝶が乱舞する。
 


途中、水汲み場のあとがありました。
この向かい側に立派な取水塔が立っていた。


他にも、auの基地局とか、ドコモの基地局とか、立派な建物はそんなもので。
おかげで、この人里はなれた集落はよく携帯の電波が入ること。




船でしか来られない西表島の集落、船浮、いいところです。


さて、船浮を後にして、また向かい風の中を漕ぎまくる。
この湾の中央が深くなっていて、
ここで釣れると目星をつけていたんですけどねえ。
さすがにロッドを出したいと思わない風。

やっと湾を漕ぎきって、また島と島の間のビーチで休憩。
 

来るときに休んだビーチの向かい側なのですが、
こっちはサンゴのビーチであった。




さて、何が問題、って、今日の釣りはボーズである。
風が強くてまともに釣りをしていなかったからか。
悔しいので、港のそばでロッドをだすが、
なぜかかからず。

この晩は、Sさんが天狗になった、天狗になった。

明日は釣らねばっつ・・・・。


しらはま荘の夕食にも、いのししが出てました。
いのしし肉は高いらしい。

明日は午前中だけカヤックで、最終日である。


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