天気予報が雨でも、気合いで雨は降らないときもある・・・

さて、夏の川下り編、万水川に行ってきました。
行き先がなかなか決まらず、本栖湖を期待された方には不義理をいたしました。
本当はもっと前々から計画を立てたいとは思っているんですよ・・
行き先が決まったのが２日前の木曜日でした。

金曜日になったら、今度は天気予報が悪くなった。
前日夕方時点で、土曜日は曇り一時雨の予報。決行して現地で考えよう、といういつものペース。

当日、朝６時過ぎに家を出発して車で走る間に、中央高速道路、雨。
うーむ、これでカヌーできるのかなあ、と、不安に駆られながらも現地到着１０時。

雨は降っていなかった・・・。

川の水もきれいである。これなら上流で大雨になっていないはず。
自分はカヌーをするときは絶対雨は降らないことを勝手に実感。

ナオさんが携帯電話の予報を見ると、１２時から雨が降るそうだ。
大急ぎで車の回送を終わらせて、１１時半には出発する。
せめて大王わさび農園にたどり着いたあとで雨が降り出して欲しいとおもいつつ。

豊科運動公園わきの出発地点。曇っているが目をこらせば青空が見える。
ちなみにラフティングの方々が数艇先に出ていきました。
みんな雨の前に下ろうという計画か。

万水川は幅の狭い川です。道路との距離も近く、けっこう橋桁が低く見えます。

今回のコースで川幅の一番狭いところあたり。
ここだけ切り取ると釧路川源流域に見えないこともない。

万水川、けっこう流れが速いです。
水の底は浅いですが、ひっかかるような岩は無し。

自然の中のカヌーを堪能できます。いいわあ。
やっぱり湖もいいけど、川下りだよね。

ききさんは板カヌー。本日はちょっと泳ぐには寒い気候かも。
板カヌーは水に濡れるのが前提なんですよね。

さて、見えてきました水車小屋。大王わさび農園です。
いったんこのわきを抜けるようにして下流の合流点から回り込んで漕ぎあがります。
漕ぎあがるときにもっと苦労するかと思ったのですが、そんなことはなかった。
グモテックスでもなんとかなります。

さて、カヌーを上陸する場所の脇に新しい看板が。
水に濡れたままトイレの利用はご遠慮ください。とのこと。
今回は我々はトイレは利用せず上陸。

天気が危ないので、当初は何も食べずに通過しようかと思ったのですが、
未だに曇りのまま。これは大丈夫だろう、と、タカをくくることにして、
わさびコロッケ、もしくはわさびアイスをいただきました。
この時点ですでに１２時は過ぎていましたが、雨は降らず。

陸側から見た水車。
ここを漕ぎ上がってきたわけである。

さて、駐車場の脇から出発。
このあたりも木が川の上まで張り出していて、
いい雰囲気のところである。

三連水車の前で記念写真を撮るのはお約束で。
ほんと、絵になる風景です。
まあ、ダッキーよりファルトボートの方がいいかもしれないけどね。
（私は今回ダッキーでした・・）

もちろん、観光客の注目の的・・

もとの万水川にもどって合流点。

このあと、右から左から川が合流してきて、流れはどんどん早くなります。

覆い被さるような木を首をひねってよけるききさん。
本流にも倒木があったりすることもあります。まあ、数は少ないですが。
どんどん流れます。あっという間に下ってしまうのが惜しいくらい。

そして、万水川は犀川と合流する。いっきに川幅が広くなりました。

犀川もしっかり流れていて、漕ぐところがないくらい。

しばらく行くと、「おもしろい瀬」があります。
よけるのは簡単ですが、ここは一発どまんなか！
私は岸から船をひっぱりあげて二回通過しました。
右側の私の写真は艇がこちら側に傾いてしまっています。

ちなみにききさんは前回ファルトボートをここで壊したそうで。注意して遊びましょう。

瀬の下側の河原に上陸。白く波立っているのが上の写真の瀬です。
もしも沈してもこの河原に上陸できるので、いい瀬ですね。

さて、まだ雨は降らないけど、いつでも降りそうな中を下っていきます。
ツバメがたくさん低いところを舞っています。
ツバメが低く飛んだら雨が降る。なんて基本的な天気予報。