初 真鯛
2016.6.11 文字の大きさに浮かれっぷりが反映される・・

「カヌーで釣り」を始めたのが2012年4月の江の島
今年で5年目。最初の頃から目的にしてきたのが「真鯛」。
鯛ラバのセットを買ったり、いろいろ工夫を重ねてきましたが、本当に釣れなかった。
あしかけ5年目の初釣果、本日、来ました。


さて、前回から2週間、天気予報が悪くて出撃が空いた。
ノッコミ真鯛のシーズンは5月までだそうで、今回は鯛ラバは置いていくことにする。
そんな折にシイラが来ているという知らせを逗子カヌークラブから聞きつける。
ひさしぶり、逗子葉山から出航することにした。

朝2時起床が15分早く起きだす。
出艇場所は車をとめたところから歩くのが難点ですが、
数往復してファルトボートを作る。

出艇、5時ちょっと前。
日の出は4時28分なので、もうすっかり明るい。

 
ご来光に輝く葉山の海。
太陽が低いので、サングラスがないと光が目に入ってまぶしい。

逗子カヌークラブのみんなと合流するまえに釣ったろう、と、釣りを始めるが、
さっそく、ライントラブル。
からんだ。
やっととけた、と、ロッドを振ったら、またからんだ。
ついていない、というか寝ぼけているのか。
せっかく早起きした朝の30分を無駄にした、最悪の出だし。


で、逗子カヌーのメンバと合流。
 
シーカヤックは絵になるねえ。

遠くにトリヤマが見えるので、みんなでトリヤマに急行。
 

トリヤマの下も、別のところも、魚群探知機の反応はけっこうある。
表層のルアーを流すと一緒に、トリヤマの下でジグを落とす。

しかし、、、反応がない。

シカトロでルアーを引いていたら、鳥がやってきて、あやうくかかるところだった。
「そういうの、しょっちゅうありますよ」とjogoさん。
逗子の海は鳥とも距離が近い。

カヤックの団体は移動を繰り返す。
目の前でシイラが跳ねたりするが、誰もかからない。どうして??


蛸をやるというjogoさん、Tさんと別れ、
ヒロさん、拓パパさん、私の3艇でさらに沖合いへ。

 
トリヤマ〜、ダッシュ〜。
ジギング〜

かかった!!!
けっこう引く!!
 
いいサイズのサバでした。本日1匹目、7時4分。
しかし、写真撮っている場合でない、次を釣らねば。
と思うと、フックがひっかかったり、トラブルがあったり。
あっという間にトリヤマは抜けてしまう。

かかった、と、ばらした。

トリヤマ〜、ジギング〜、かかった。
カヌーの下をぐるぐる泳ぎ回る。
引きが楽しい〜
 
またサバ。
これは、TGベイト緑金に来ました。
フォールで喰ってきた。


 

ばらして、釣っての、3匹目のサバ。
ここまで、2バラシ3キャッチ。


しかし、ヒロさんは既に何匹もリリースしていた。
サバは入れ食いだという。
こっちはそれほど入れ食いになってない。
サバ3匹だと、うちの家族はすぐ食ってしまう。
もうちょっと釣りたい。


本日はじめて使った、カウンター付リールの旧製品、イッツ200.
格安だったのですが、展示品だったからか、ギアの噛みあわせがいまいち。
2号PE300m巻けるのが魅力なんですけどねえ。

このイマイチなリールであんなのを引き上げてしまうとは・・

 
トリヤマに囲まれるカヤックの図。
いや、トリヤマを追うのは、楽しい。

で、たくさん釣ったヒロさんは、はやめの帰宅で帰っていった。


ロッドの向こうに江ノ島が見えてました。
最初に釣りしたのはあそこだったなあ。

拓パパさんも、そろそろ時間、だそうで、次のトリヤマにあたったら帰ろうかなと。
ちょっと距離がありましたが、トリヤマへダッシュ。

到着すると鳥がいなくなる。
それでも、魚群探知機になんにも写っていなくても、ジグを落とす。
鯛ラバのときの癖で、底に着底したら、すぐに巻き上げる、ことに気を使う。

で、突然、なにか喰った。水深50mちょっと。
本当に底なので、根がかりかと思ったが、根がかりと感触が違う。
リールが巻ける、でも、ラインが出される。何かついている。重いのが。
とりあえず、ドラグを信じて、ひたすら巻く。

いいかげん、上がってきたろうとカウンターを見てみたら、
まだ40m。ぜんぜん上がってきていない。
こりゃ、たいへんなのが居る。

カヤックの底にロッドを立てて、ロッドのしなりをフルに使って巻く。
手が疲れる〜。しかし、止めたら負けだと思って、がんばって巻き続ける。

30mまで一進一退。
それ超えたところで、あがってくるようになった。
海面に赤い、でかいのが浮んできたときに小躍りした。

ネットイン!

8時半。来ました、真鯛、それも、やたらでかい真鯛。
海の上で雄たけびをあげる。いや、嬉しい。
ファルトボートの上でばたばた暴れまくるので、先に〆た。

いや、カヌーの上でも重いこと重いこと。

 
カヤックフィッシングを始めてまる4年、
5年目にやっと釣れた大真鯛。
隣に拓パパさんが居てよかったです。
ファルトボートで釣ったという証拠の記念撮影を撮ってもらう。

いやホント、真鯛、釣れました!!

 
どこをどう持っても、カヤックの上では全部の写真が収まりません。
でかい。。。


本日のヒットジグ、コルトスナイパー60g青。
私の最初のオオモノ、73センチシーバスを釣ったときと同じルアー。
なんか、これだけでもドラマチックに思えてしまう。


クーラーボックス、なんとか入りました。
しかし、これ以上釣っても仕方が無い、ので、
もうここで早上がりすることにする。


拓パパとお別れして漕ぎます。

 
帰着、9時半。はやっつ。
クーラーボックス、ほぼいっぱいで、他には何も入りません。
というか、尾ははみ出しているし。

 
今回初導入、ポリタンク10リットル。10リットルも使わないんで、半分だけ水を満たして持ってきた。
これで、ルアーとか、リールとか、アルミフレームを洗う。
特にファルトボートのフレーム、今までは洗わないときには
そのまま次まで、だったので、腐食が気になっていた。

ちなみに、この日は午後から桜木町で予定があって、
最初はクルマでそのまま行こうと思っていたのを、猛スピードで片付けて、いったん帰宅。
家で冷蔵庫に入るように頭だけ切り落として、
冷蔵庫に押しこんで、電車で用事に間に合わせた。

 
本日の釣果、真鯛、70センチ、サバは44,37,36センチの三匹。
本日はサバの素揚げと刺身。旨い。
まだまだ半身以上あります。でも、うちだと2日で食べきるサイズかな。


いや、ものごとは、続けていれば結果はでるものです。
ファルトボードでも、真鯛は釣れる。
やっと実証できました。長かったけど。
ファルトボートでのカヤックフィッシング、嬉しい体験ができました。


コメントはフォーラム(掲示板)まで
または、 ツイッター@faltboatへどうぞ。


ホーム