2020.7.5. GPS eTrex30x 導入&使い方

カヌーのとき、必ずGPSを持っていく。
理由は、「たとえ天候が急変しても迷わないで帰ってこられること」が第一ですが、
「釣りのポイントを探し出す」のに、すごく重宝している。

最近購入した魚群探知機 echoMAP Plus 45cvには、
マップ機能がついている。が、半年くらい前からSDカードを読まなくなった。
そうなると内蔵の海底マップ化機能が使えず。
GPSは、もともと使っているeTrex20頼りになってました。

いつも、こんな感じで、大きな黒い筐体の魚群探知機と
と、オレンジ枠の筐体のGPSを並べて見ていました。

その、GARMIN のGPS、eTrex20の
スイッチが「切れた」。写真の指をさしているところ。

スイッチを覆っているゴムの経年劣化らしい。
これを使い始めたのは2013年8月なので、もう7年間使っている。
いい機会なので買い替えることにした。狙いは、ひとつ上位機種のeTrex30x。

上位機種といっても、コンパス機能くらいが、
新規機能の気がする。
あまり機能が増えてない。。(なんかあるのかもしれないけど)

ただ、漕がなくても海の上で方向が分かるのは楽。
霧にまかれると、全く見えなくなるからね。

で、お値段は・・・
GARMIN eTrex30xJ 【日本正規品】 ¥64,458-
Garmin eTrex 30x 日本語仕様 city+山岳詳細地図 \41,700-
eTrex30x 英語版 [並行輸入品]  \22,980-
どれも Amazon調べ(2020.7.4))
上が6万5千円、下が2万3千円

この値段の差は、ちょっとひどいんでない?
と、思うのは私だけではないはず。


(カールコードは100均で買って海上での紛失防止用につけているもの)

一番安い英語版を購入して、
1)日本語化 (メニューなど日本語にする)
2) 無料の日本語マップを入れる

を、することにする。

具体的なやり方は、ネットを探したほうが確実です。
「 eTrex30x 日本語化 」
と、Google検索して探せば、でてきます。

失敗した記録も書いてあるブログがあるのですが、
手順がそのまま書いてあるのを探し出してください。
日本語マップを入れるときに、そのまま入れるとエラーになるので、
一度、英語版eTrexを「だます」手順が必要。

日本語化したeTrex30xに、
釣れたことのあるポイントを転送。
自作したkmz形式のカスタムマップを保存して、
昔のGPSと同じ使用条件に戻れた。

海底地形図と、釣れた場所のポイント、
これが次に釣りに行くときに迷子にならないカギです、。


eTrexは、自分で作るGPSだと思います。その考え方なら、すごく楽しい。
で、以下、マップを入れる手順を公開


カスタムマップ(海底図)を、eTrexに入れる方法。
■ 最初に、マップを作る。
Webには、無料&有料で見られる海底図があります。
これをキャプチャしてeTrexに入るようにする。
たいていの図は範囲が小さいので、複数画面を合成する。
キャプチャした海底図をGMPなどのアプリでつなぎ合わせる。
BMP(必ず24ビット)で保存する。

■ 次に、カシミールで、kmz形式のマップを作る。
カシミールを開いて
【ファイル】→【開く】→【形式を指定した地図】→【ビットマップ地図】
で、BMP地図ファイルを選択して、まず読み込ませる。
(この時はまだ地図の座標情報が誤ったままの状態)
次に、地図の誤差の補正(キャリブレーション)
作成したBMP地図の範囲で、できるだけ対角になる場所をウェイトポイントに登録する。
【編集】→【地図のキャリブレーション】を選択
位置1の、【指定開始】をクリック、BMP地図上でウェイトポイントに指定したところをクリック、
【参照】 を選んで、ウェイトポイントをクリック。
これを2地点もしくは3地点指定する。
これで、地図の位置が合う、
【編集】−【選択範囲】を決める で切り出す選択範囲決める
【ツール】-【マップカッター】-【切り出し】
kmz形式で書き出し。
これで、eTrexで使える海底図ファイルが完成。

■ kmz形式の海底図をeTrexに読み込ませる。
PCにeTrexをUSB接続して、
このkmzファイルを、カスタムマップのフォルダに入れる。
USBを抜いて、eTrexを再起動させると、その地図が見える。
カスタムマップの作り方ここまで


eTrexは自動で軌跡を保存してるので、
釣りに行って帰ってくるたびにGPSデータをPC(カシミール)に保存しています。

釣れた場所は、撮影時間から場所を推定して、ウェイトポイントとして登録。
(GPSは時刻が絶対合うので、カメラもGPS機能が付いているものを使っていれば、時刻がぴったり合う)
そのポイントをGPSに戻しておくと、次に行ったときに、同じ場所に行けるという算段。


eTrex30x、6月27日のカヤックで、もう使っています。
eTrex30xが真ん中に写っている、漕いでいる最中の写真。



では、よいカヤックフィッシングライフをお楽しみください〜

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