2020.7.16. スランプからのオオモノ。

前線が日本に停滞しているということで、雨続き。
やっと天気が良くなる日、平日ですが、出撃することにする。
真鯛タチウオが釣れているというK崎に行くつもりだった。
朝3時に起きて天気を確認。現在の風速8m。
天気は回復する予報なんですが、回復する時間が7時ごろ。風も強め。
風が落ちなかったらショックなので、安全を見て場所をいつものところに変える。
ここ、最近ボーズが続いたところである。
でも、この選択が結果的に吉と出たらしい。

3時起床、6時15分出港
平日は、駐車場もすいている。駐車場料金は夏料金になってた。


漕ぎだす。
いつもはそのまま通過する場所で、魚群探知機の反応が出る。
これは、ジグで探っておかないとまずいだろう。
アオモノに成果のあるジグを落とす。

なんか、つつかれる感触があって、数回上げ下げしたら、
根ガカリした。いや、なんか重いものがついている。
これは、魚だ、ということでバトルモードに入る。

ラインががんがん延ばされる。
浅いところでヒットしたので、ラインが伸ばされると根にはいられないか不安。
なんてことをこのときは考えていた。

ぎゅーんと、ラインが動いて、背中で水音。ジャンプしたらしい。
カヤックの下を魚が縦横無尽に泳ぎ回る。
ラインを船底にひっかけないように、穂先を水につける。
次、目の前でジャンプ。茶色い魚が至近距離で見えた。

あれ、この魚、名前なんだったっけ?。

それくらい、久しぶりに釣った。
あがってきました。ネットに入らない。重い重い。
ネットに入れてから、魚の名前を思い出した。
 
シーバスです。やっと思い出した。この魚。でかい。重い。
もう、海の上で笑うしかないサイズのオオモノ。
「あははははは」と書いて写真と一緒にツイートした。


でかすぎで写真が撮れません。
いやあ、ボーズ続きのこの場所で、こんなオオモノが来るのは、はっきり言って予想外。
朝から、嬉しすぎです。

クーラーボックスには、折り曲げて何とか収納。
でも、もう一匹釣れちゃったら持って帰れないなあ。
なんて妄想がでるのが釣れたものの余裕・・。

これが、本日のヒットジグ、
釣り具のポイントで特価380円で売っていた60gジグ。
経験的に、アオモノには、こいういうベーシックな形のジグが効く。

クーラーボックスほぼ満タンなので、早上がりしてもいいくらいかもしれないが、
まだ30分しか経ってない。
もう少し、釣っていくことにする。


今日は、ジグ縛り、ということで、持ってくるロッド2本を
どちらもベイト用ジギングロッドにしていた。
シーバスが釣れたのは最近買ったオオモノ向けロッドのでなく、
昔から使っているライトな方だったけど。

海中にはけっこう反応がある。
ただ、妙に流される。風もそこそこ吹いたりやんだり。
風はやむ予報のはずなんだけど。

 
アオモノの走り回る魚群探知機の影は見分けられるようになってきた。
ヒット、したけど、バラす。
もう一度、ヒット、今度はあがりました。サバ。

 
さらに、アオモノの影を追ってジグを落とす。
ヒット、海面に見えた。ぐるぐるまわっている。
少し弱まったらネットインしよう、と、思っていたら、そのまま抜けてしまった。

針がかかっていなかったのかなあ。
ここで使っていたコルトスナイパーは、
最初にシーバスの大物を釣った時から好みになっているジグである。

少し沖合いに出てみる。
こっちのほうがウネリがあり。風も吹いたりやんだり。
まあ、釣りができないことはないけど。
ボートなどもおらず、海上、ガラガラ。

また群れを見つけたので、ジグを落とす。きました。
 
イナダ〜。よく跳ねること跳ねること。

 
大きなうねりの来る方向と、風の吹く方向が逆になって、釣りにくい。
で、うねりがあがってきた。
このうねりでも、背中から受けるとひっくり返されるかも。
と、ちょっと嫌な感じ。

というわけで、出艇地の方向に帰る。
もう少し我慢してみようかと思いながら、けっきょく浜に上がる。
上陸地点は、ほとんど波が立たないありがたい場所。

 
上陸、10時。砂浜にファルトボートひろげてばらした。
片付けが終わるころに日が差してきた。

駐車場は、いつもは1000円かからないのが、夏料金で1200円。
いつも高速道路で帰っているが、今日は下道で帰る。
知らない街を見るのは楽しい。ほぼ渋滞無しの平日だからできる娯楽。

 
シーバス、79センチ。80センチに1センチ足りない。
サバ37センチ、イナダでなくワカシ28センチ。

アラは出たそばから塩焼きに。
身はムニエルに。

これは、旨かった。
シーバス、美味しいですよね。


ともあれ、ボーズ・ボーズ・不漁と続いた後のオオモノ、
いい釣りでした。
これがあるからボーズでも頑張れる。
カヤックフィッシング、本当に楽しいと思った一日。


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