2020.8.3-6..夏のツアーと折れたロッド

オリンピックのおかげで8月頭となった夏の休暇。
今回は、いろいろ考えて、
3泊4日のツアーの前半はソロキャンプ、
後半は友達と合流というプランになった。

DAY 1

一日めは、普通の時間に起床する。という
モットーの元、6時に起きて7時半に出発。
昼から猛暑になるのは分かっているので、釣りするのどうしようかなあ、
と、悩むが、海に着いてしまえばそりゃ、漕ぐよね。
11時40分出港。

海の上に出てしまった方が、涼しい。
なんなら手で水をすくって帽子の上からかけるといい冷却効果がある。
 

夏の海ですねえ。
さっそく、ルアーを落としたら、正真正銘、1投目で来た。
オオモンハタ。


ただ、風が強い。


吹いたりやんだり。気温よりもこっちが難儀した。
これ以上風が上がると本当に帰れなくなることもあり、
この日は出港地が目視できる範囲で釣りをしていた。

 
来ました、オオモンハタ。ただ、小さいのでリリース。
リリースでも釣れると楽しい。


ここで、来ました。
重い、これは、、、オオモノだろう!

喜び勇んであげてみたら、
二匹ついていた。二匹ついていたから、抵抗が強かったらしい。
おいおい。
 

TGベイトの鯉のぼり状態。初めてみた。

 

夏の海。風の影響の波があり。たまに少し大きな波が数発、来る。。

さらに、TGベイトにあたりが。
 
小さいサイズが多い〜。
リリース。


遊んでくれるのは憂いしいのです。


夕まづめまで頑張りたかったのですが、風は一向にやまないので、帰着。

本日のお持ち帰り、オオモンハタ3.
まあ、消費するのにはいいサイズか。



釣った魚はフライパンでたっぷりの油で焼く。味付けは塩コショウのみ。
これが、旨い。
焼いては食べを繰り返し、3匹完食。


今回は、昔使っていたクーラーボックスを引っ張り出して、
分解して銀マットを貼り付けるという、保冷効果を高める工作をしてみた。
そのためかどうか、暑い車内にあっても氷が残っていた。
 

で、そのクーラーで家から持ってきたのが牛肉。
 
今回はミスジ肉。鋳物の鉄板で焦げ目をつけるのが、旨かった。

このあと、レトルトのカレーとごはん。
日没までに食事を終えて、車中泊で早寝する。
携帯扇風機とか持ってきたけど、やっぱり暑い。まあ、0時を過ぎると涼しくなる。


DAY2

朝、隣の車の声で目が覚める。4時半。ちょうど目覚ましをかけていた時間だ。

みると2艇のカヤックが出艇していく。
これに遅れまじとこちらのも準備して出艇。
朝、カップラーメンでも食べていこうかと考えていたが、時間短縮のため省略。
 
出港、5時半。朝日の中出撃。


 
日がきれい。この日もファーストフィッシュはすぐにあがってくる。
朝日の中の魚が映える。

朝は、本当にべた凪。
湖みたいな水面。これ、海の写真なんですけど。
 

光が幾重にも重なって、景色がどこを見ても美しい。

朝の海は、本当にきれいです。これは、海上にいないとわからない。
 

で、景色に見とれているばかりでなく、釣らなくては。
水面下10m以内に反応があるので、狙ってみたら釣れた。
 
小サバでした。


暑いので、100均で買ってきた冷却スプレーがありがたかった。
頭から水をかけるのもいいですが、こっちは手軽に冷えてくれる。


今朝同じ場所から出艇したカヤックが見えたので、釣れていますかと声を掛けたら、
「Kayak55の赤澤です」という声が返ってきた。
有名フィッシングカヤックショップのホエールさんでした。

今日は根魚狙いでワームしか持っていません、という徹底ぶり。
さすがです。
でも、渋いのは同じらしい。

 
釣れることは、釣れる。小さいアカハタとかエソとか。


海上に気が出ていたのだ。これ、浮いているのかね?


 
釣れる、小さいけど。もう少しサイズアップとか念じても
いまいち小さいんだよなあ。リリース。

 
沖にいってもかからないので、やっぱり岸のそばで釣る。
釣れることは、釣れる。

ここで、そこそこ大きなアタリ。

 
ホウキハタでした。お持ち帰り。


さらに次に来たのはフグ。こいつは単に引っかかっただけだった。

 
水面の鏡に雲が映る。
海面に雲が映った姿なんで、初めて見た。


沖合に遊覧船が行く。遊漁船の姿も少なく、のんびり海に浮かんでいました。

また、釣れる。
 
小型サイズなのでリリースしたら、
魚群探知機に海底に向かって、いっ直線に降りるラインが映った。
こんなにきれいに帰っていく姿が映ったことに感動。
しかし、このサイズの魚も、魚群探知機ではそれなりの大きさに写っているんですね。

 
正直、こういう日に怖いのは、入道雲がわきあがって雷になること。
たまに空を見上げていたけど、ありがたいことに雷は来なかった。


最後に、また釣れました。
釣れた数は多い。

で、10時を回ると風が出てきて、11時に近くなると暑くなって、撤収。

 
本日のお持ち帰り、オオモンハタとホウキハタ。
クーラーボックスの氷が危なくなっているので、
その場でぜんぶ喰う。

この焼き魚、いい手かもなあ。
よくよく焦がすと美味しい。ワイルドすぎるキャンプ料理。


ファルトボートを車に乗せる。
ファルトはばらしてしまうことが多いので、カートップは珍しい。

この日は、近くの温泉へ。館内着を着てのんびりしていたら、
近くに住むライスさんが仕事帰りに来てくれた。
で、一緒にご飯。
このあたりのポイントをいろいろ教えてもらう。
こういうのがありがたい。


DAY3

で、翌朝。
ヒロさんとクロさんが朝にやってきた。
5時50分出撃。



さっそく、釣れる。

 
なんか、オオモンハタの赤いのが釣れた。

 

今朝も、凪。昨日と同じパターン。今回、天気はありがたかった。
遠征は天気を選べないことが多い。

 

昨日のライスさん情報で、凪なら岬の先に行けると。
では、と、岬に行ってみる。



けっこう陸に居る釣り人が近い。
近くによらないように釣る。

来ました。
 
ホウキハタ。まあまあサイズ。
ありがたい。

で、もう少し岬の先に回ってみる。
これが、激流。
 
場所によって、音を立てて流れがある。
いきなり時速3キロで流される。


流れているのが、写真だとわかりにくいけど、複雑な流れがあります。
で、水深100mでルアーを落として、150m出しても底につかない。
ライン切ってしまっているので、ラインキャパが短い。

で、けっきょく退却。
クロさんがリールのトラブルで、ラインが短いとのこと。
私も水のペットボトルがもう少し欲しいこともあり、
出港地に戻ってリールのスペアを持ってくる。

貸したリールでクロさんも釣ったらしく、ひと安心。


こっちもぽつぽつ釣る。オオモンハタばかり。
 

釣れれば、楽しい。

 
遠くにきれいな帆をかけたヨットが浮かぶ。
幻想的。



で、また、オオモノが来た。

根ガカリか?オオモノか?まずはロッドに力をこめる。
ぐっと握ったら、バキッと大きな音がしてロッドが真っ二つになった。

このロッド、今年買って性能がいいから、すごい重宝していたのですが、
ロッドの性能に頼りすぎたらしい。
 
見事、まっぷたつになってしまった。これは残念。

根ガカリが疑われる時、ロッドは丁寧に扱いましょう。さもないと折れます。


気を取り直して、タイラバロッドにジグを結んで釣る。
釣れるものだ。
  

ここで、また根ガカリ?
力を籠めたら、バキッツ。。。。また折れた。
いや、ロッドは優しく扱おうと考えたばかりなのに、それが足りないらしい。

最後にやってしまいました・・・
一日にロッド2本折ったのは初めてです。
って、折るなよ。


上陸、11時半。


暑い中、ファルトボートをばらして、
ここから、山中湖の別荘地に移動。

本日、3人で釣った魚たち。
オオモノ賞はヒロさんの35センチのサバに持っていかれた。
私のホウキハタは25センチでした。

夕ご飯。
 
また炭火で焼き鳥をやりました。
クロさんにはアクアパッツァを作っていただく。


ほかの魚はムニエルで。美味しかった。
あと、サバは焚火でいぶしたのですが、写真がなかった。


DAY4

ツアー最終日は、海でなくて山へ。
石割山神社という石段が400段あるという。
軽く考えて、バックパックも持って行かなかったら、
みんな登山靴だった。
やばい舐めてた。
 
登山道入り口。403段、さすがに息が上がる。

ただ、神社の道なので、道はよく整備されていた。しっかり登山道だけど。
 
石割神舎到達。いやあ、やっと着いた〜。
と、思ったら、早く着いたから、頂上まで行こうという話になり、さらに登山。

この先の道は、かなり険しい。ロープが張ってあるところがあるくらい。
昨日まではカヌーで上半身の運動、今日は足の運動である。

 
登頂!石割山山頂。
山中湖が見える。富士山は頭が見える。

いいところでした。

下山。
こういうところ、運動靴であがるものではない。滑る滑る。。。
 
で、帰ってきて、近くの温泉に入り、
別荘の掃除をして、帰ってきました。



こうしてみると、濃密な4日間でした。
釣れなかったとか、ロッドを折ったとか反省点はありますが、
いろんなことが見られて、いいツアーでした。

また、やりたいですね。長期のツアー。



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