Sevylor DIVEYAK

セビラー製

 


写真はぽから艇


全長
全幅
全高
重量
価格
−cm
−cm
−cm
−kg
¥59,800

「板状のインフレータブルカヌー」です。もともとの目的は、ダイビングをする人のためのカヌーで、これにダイビング用のタンクとか、フィンとかを積んで、ダイビングポイントまで漕いで行き、もぐってあがって、もどってくる、というコンセプトのカヌーです。

これは、いつものファルトボートでなく、かといって、インフレータブルカヌーでもない、ちょっと違った冒険を味あわせてくれます。重心が上にあって、ふわふわ不安定なので、なんでもない瀬がけっこう怖い。ですが、板の形をしているので、そこそこは沈しにくい。さらに、途中で川に飛び込んでも、再乗艇が全然、ラク、というものです。なんてったって、水が溜まるところがないんですから。


椅子の取り付け位置に諸説ありまして。このカヌー、取扱説明書もなーんもありません。で、はじめに悩むのが椅子と足ベルトの取り付け位置です。椅子は、本当は「矢印2」の位置に取り付けるのがメーカー推奨なのですが、私は「矢印1」に取り付けました。本当は強度の点から推奨できないかもしれませんが、「矢印2」の位置に取り付けると、着座位置がまえすぎてよくないようです。本来、重量のある「ダイビング用ボンベ」を後ろに載せるので、人間の位置がまえになるようです。ほとんど荷物を積まない状態なら、後ろよりにした方が都合がいいようです。
ちなみに、座席のうしろ、「矢印3」には、500mlペットボトル2本が入るスペースがあります。けっこうポケット類が多くて楽しめます。



あしをちゃんと折り曲げて乗るのが正統ですけど、ちょっと、重心が高くて怖いかも。
写真右のようにのばしたほうが安定はします。
これで那珂川をくだりましたが、たいへん新鮮でした。
こういうカヌーも、たまには面白いです。
もちろん、これでツーリングはつらいでしょうねえ。

(2002.9.1)

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