
ファルトボートって何?趣味で折りたたみカヌーをはじめるにはどうすればいいの?という疑問に答えます。
まずは、カヌーとボートの違いなど
あなたは、カヌーとボート、どう違うかわかります?最初に、基本解説です。。。
カヌーと公園のボートの違いは、「前を向いて漕ぐ」か、「後ろを向いて漕ぐ」かで分かれます。
前を向いて漕ぐのがカヌー、後ろ向きに漕ぐのがボート。
で、カヌーの中でのおおざっぱな分類、(なんておおざっぱなんだろう)
カヌーは、カナディアンカヌーのことで、シングルパドルで漕ぐ、ディズニーランドの乗り物のタイプが、カヌーです。
カヤックは、もともとは、エスキモーカヤックのことです。
デッキがクローズド(閉じている)のものをいいます。
とはいっても、どっちもひっくるめて、カヌー、ということが多いです。
ファルトボートとは
ファルトボートとは、フォールディングカヤックの通称で、「折り畳み式のカヌー」です。
大きめのザック程度の大きさの荷物が、全長4メートル前後のカヤックになります。
構造は、テントの様なイメージで、骨になるフレームを船の形に組み立てて、
船体布と呼ばれる袋にかぶせるとカヤックの形になります。

ファルトボート一式(電車に乗せたとき) |

ファルトボートの骨組み
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ファルトボートの完成
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ファルトボート、電車に手荷物として持ち込めますし、宅急便で送ることができますので、
遠くの川に出かけていって、何泊もしながら川下りツーリングを楽しむという方法も採れます。
(私は釧路川や、西表島に、この方法で行きました。)
もちろん、車のトランクに積んでいって持って帰ってくるのが一番楽です。
カヌーを車の屋根に積んでしまうと空気抵抗があがって燃費が悪くなるので、
荷物室に入るファルトボートは究極にエコな乗り物とも言えるかもしれません。
折り畳みですから、マンション住まいでもカヤックを楽しむことができます。
折り畳めない、(リジット)カヌーの場合、自宅にスペースを捻出するか、
専門の艇庫(カヌー用倉庫)を借りる必要があります。ファルトボートなら押入れです。
だいたい価格はひとり用の艇で20万円台(目安ね)です。
実際にカヤックを始める場合は、パドル(\10,000〜)、ライフジャケット(\10,000〜)等の装備が必要です。
合計すると初期投資で20万円の後半くらいになります。
安く入手する手段はありますが、ファルトボートは消耗品の面がありますので、やはり新品で入手するのがいいと思います。
ただ、例えばゴルフのように入場料がかかるわけではないので、初期投資と、あとは交通費で、かなり楽しめます。
川くだりって、どうやる?
まずは、川くだりから始めたいですね。
皆さんがよくされる質問に、車にカヌーを積んでいって、川をくだったら、どうやって帰ってくるの?というのがあります。
答えはカンタン。。2台以上で行くのです。
他にも、車にバイク、自転車を積んでゴール地点に置いておく、とか、
ゴールからスタートまで、電車、バス、タクシーを利用する。などがあります。
やはり、車2台以上で行くのが一番ベターな方法のようです。
海にはどうでる?
海に出るときは出発する場所と帰る場所が同じにできるので、川くだりみたいな心配はありません。でも、海では、出艇できる場所が限られる、同じ海でも天気しだいで危険になる、など、川よりもリスクが高いです。
どちらにしても、情報収集は大事です。行く場所、天気、いろいろ調べましょう。
こんなページもご参照

まず、やってみるには?
これからカヌーをやってみよう、という方には、まずはカヌーショップ等で行っている体験試乗会への参加をお勧めします。
インターネットを探していると、いろいろあります。そこで、乗ってみて選ぶのがいいでしょう。
たいていは、基本的な乗り方は教えてくれます。
購入したら、沈(ひっくりかえること)と再乗艇を覚えておいてください。
川のカヌーに出かけるのは車2台以上の方がいいので、仲間探しはけっこう重要です。
はじめのうちは経験者と行かれることをお勧めします。身の回りにこの趣味の日とはなかなかいないので、ネットの活用は大事です。
このHPの「フォーラム」も活用してください。インターネット上には、さまざまなクラブがあり、たいていのところは喜んで入れてくれますので、まずは話をしてみるところからしてみましょう。
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