銚子川、行ってきました。
紀伊半島にある、底まで水が透明な清流です。
カヌーで下れる川の中では、おそらく、日本一の清流といえると思います。
ただし、下れる距離がぜんぜんすくないのと、
水がぜんぜん浅いので、ファルトボートでは無理です。
今回は、リジット艇を月座さんのところでお借りすることができたので、
実現の運びとなりました。感謝。


東京から参加組は夜行バスにて現地入り。
池袋を夜に出発した便は、朝6時に現地到着。
これって、北山川のときと同じバスでした。このまま乗っていると北山・熊野川に行けます。


根城にしたサイト風景。
キャンプ場というわけでないのですが、近くのトイレが使えるので、
けっこう有名なところらしく、思ったよりキャンプのお客がいました。
地元のファミリーキャンプ場という感じ。
私、銚子川って、思いっきり山奥の秘境の川と思っていたのですが、
けっこう、こういったオートキャンプ、デイキャンプ向けの河原がある川でした。
このサイトでは、我々はメインの岸の対岸にテントを張ったので、快適でした。
けっこうファミリーで混んでいました。
子供の歓声が響く川、銚子川。


銚子川、まったくもって透明です。
魚がたっくさん泳いでいます。

シュノーケリング、初めてまともにやりましたけど、
見るものがあるから面白い。


カヌーを運んで、出艇。
なんか、ファミリーなキャンプサイトからの出発となりました。
子供がたくさん泳いでいた。


出発の図。
水がきれいなので、水面ぎりぎりから撮るといい写真になりました。



普通見られない、「カヌーの腹」の図。
それだけきれいなんです。


今回は、あきらKさんがカヌー無しで泳ぐ。頭が写っています。
本人いわく、この川はカヌーがないほうが楽しい、そうで。
シュノーケルで泳いだほうが水中が見えて楽しいらしい。


昼食休憩に上陸。


昼食は現地のスーパーで買ったさんま寿司にあじ寿司。
たいへんおいしゅうございました。


午後のくだり。こんな感じで、まあ、浅い浅い。岩ゴロゴロ。
ファルトどころか、インフレータブルでもちょっとためらったりして・・


で、本日のメインイベント、「ゆらゆら帯」の出る、JR陸橋下に到着。
ゆらゆら帯は、この銚子川に海水が入り込んでくることで淡水と海水が二層になり、
この交わるところで、ガムシロップ状に水がゆらゆらしてみえるところです。
某夜のニュース番組でも取り上げられていたので、
もっと人気スポットになっているかと思いきや、
他に誰もいませんでした。
きっと、人がたくさん来たら、このゆらゆら帯はなくなってしまうのでは、と、思ってしまいます。


で、これがゆらゆら帯の写真。水中カメラで撮影。
左写真、足の右側ははっきり下の石が見えますが、足から左側はガムシロップ状にぼけています。
もっとぼけたのが右写真。足がほとんど見えていません。
普通、淡水と海水は交わらないので、ゆらゆらがみえませんが、
その接点をかき回すとゆらゆらがでるようです。
こんな川、たぶんほかにはないでしょう。


水中、川底の間に、もやっとしたところが写っています。
これが横から見たゆらゆら帯。
水が二層になっているのがわかる写真に撮れました。


ちなみに、このときは土日で一泊なので、夜は宴会。
このあとは二日目写真。


手長えび。けっこう大物がキャンプ場のそばにいるからすごい。
このあと、きれいに赤く焼かれまして、胃に収まりました。


キャンプ場のちかくの流れ込み出の写真。
おさかないっぱい。けっこう大きいのがいます。


翌日日曜日は漕がずにもっぱらシュノーケリング。上流に行くと天然の滑り台がありました。



流れ込みで舞うお魚たち。
水の中を覗き込むと、「うようよ」いるのがすばらしい。

で、帰りも夜行バスで帰ってきました。
銚子川、かなり秘密にしておきたい川ですが、同時に大事にしたい川です。
いつまでも清流がありますことを。

しかし、私のイメージでは秘境・銚子川がファミリーキャンプの川だったことが
たいへんイメージが違いました。それだけに大事にしたいですね、ほんと。


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