2008年7月26日〜27日

行ってきました。日光中禅寺湖。
修学旅行でしか行ったことがないという話もありますが、確かにけっこう行かない湖かもしれない。

前回去年来たときに、中禅寺湖湖畔のキャンプ場はキャンプについては予約不要と
いうことが判っていたので、全く予約なしで行く。大人ひとり1000円。タープひと貼り1500円。

テントを張ったところは本当に池の湖畔。うまく場所取りすればこういうサイトが取れます。
けっこうここを根城にしてカヌーを出しているひとはいたような。
今回は10時集合、11時テント組上がり、12時カヌー完了。
けっきょくテントサイトでおにぎりを食べて出発。

湖側から見たキャンプサイト。
でかいタープは私のです。これがあるとだいぶラク。

今回は去年より空が曇り気味でしたが、静かでいい感じでした。
なにがいいって、ここは釣り師がいない。
なんでも、湖の奥側、キャンプ場から奥の方は禁漁区なんだそうで。
よけいなトラブルの起きる心配なく、湖であそべます。

水もきれい。ここは水の出口が華厳の滝になるので、水面が一定しているんですね。

たまに大きな岩があったりします。

湖の一番奥の浜辺で上陸。
湖を一周する遊歩道ができているようです。
キャンプ場からこちら側は歩道だけで車は来られないので静かなんですね。

さて湖の奥から漕ぎだしてしばらく行ったとき。
川鵜が水面でばたばたもがいているのに出くわしました。

体に糸がからみついていて、その先にオモリと魚。魚のしかけにつかまったかどうか知りませんが、
状況は川鵜は動けない状況。

私なんか、怖くて触りに行かなかったのですが、まっすぐ救い出しに行くようちゃん。
糸が取れないではさみ、を出したのっぽさんの手にこいつはかみつきました。

鳥は恩を知らないらしい。

最後に、ようちゃんの手袋の上からくちばしで噛み付いて飛んでいきました。
けっこうこのときののっぽさんの怪我は深くて、痛そうでした。。。

鳥を救出するときは身の安全を確保してから始めるべきと言う教訓、
今回初めて理解しました・・・

というわけで鳥助けをして帰ってきたわけですが、
途中から風が強くなる、雲行きが怪しくなる。
こりゃまずいとみんなで一生懸命漕ぎました。
光が差してくるとなかなかドラマチックな写真になりますが、あまりそれどころではないですねえ・・・

無事、到着するまで雨は降りませんでしたとさ。

というか、その日の夜は星と天の川と、流れ星がよく見える、いい天気の夜となりました。

ちなみに、温泉はキャンプ場のひとに紹介されて、一番近い「憩いの湯」という所に行きました。
100%源泉掛け流し。その言葉にいつわりはありませんでしたが、湯船が狭い。
あと、あまりにもイオウが強いので、子どもが湯あたりしてしまってたいへんでした。

さて翌日日曜日。
今回は昨日と逆の方に行こうとおでかけ。

こちら側の方が観光船とかボートとか、ひんぱんに走ってきます。

街に近くなると水面にスワンボートがいっぱい。
いやあ、観光地ですねえ。

湖畔園地に上陸。スワンボートの桟橋とかを使うとトラブルになるので、公共のスロープを探しました。

で、ここで観光地モードでおひるごはん。
近くの食堂でゆばそばをいただきました。1000円。

みんな疑問もなくそばをいただいて、食べ終わってから思い出した。
今まで奥利根湖でそばをゆでると天気が悪くなって降られることを。
今回、そばをたべて、外に出てきたら空がすっかり曇っていて、雷の音が遠くでごろごろ。

ボート乗り場のおじさんが、「向こう側で雷が鳴ったら、たいてい降るから、急いで帰った方がいいよ」
と、貴重なアドバイス・・

アドバイスに従って、漕いだ、漕いだ。

途中で雨がぽつぽつ降ったくらいで、雨は漕いでいる最中は大雨にならず。
撤収のときにだいぶ降ったけど。

で、帰り道に日帰り温泉に寄ったのですが、そのときにはすでにざんざん降り。
帰り道の東北自動車道では雷のラインが見事によく見えてました。

ともあれ、最後の天気をのぞけば、おおむね良いツアーでした。

中禅寺湖、禁漁区が広くて、水面が空いていて、静かです。
いいカヌーフィールドですね。