オオモノ 来たる
2013.6.29.

カヤックフィッシング2年生の今年の目標、
ひとつ、鯛をつること。
ふたつ、オオモノを釣ること。
オオモノ、、、昨年越えられなかった40センチの壁は越えたい。
いや、それは小さいので50センチ・・・
がんばって60センチ行ったらもしかして夢のようだ?


さて、ナハマの絆の次の週は、房総手漕ぎ漁協組合の寄り合い、
でなかった、釣りツアーです。

週末のうち、土曜日は子供に連れていくところをキープされていたので、
そこに遊びに行ってから、土曜日の夜から合流して、
日曜日の釣りに参加するつもりでした。

ところが、子供の予定が変わって、どうしても土曜日でなくて日曜日に行きたいと。
そうすると、こっちは土曜日の日帰りしなくてはならなくなる。
宴会抜きになってしまう。

金曜日、直前に悩んで、ここで敵をふやすべきではないという結論。
日程変更。
釣りの日を日曜日から土曜日にずらした。

この日程変更が良い結果を生んだ?かも???



急遽、早寝して、4時起床、6時半現地到着。
既に2艇が出航済み。
まさきさんに駐車場の場所を指導してもらって、組み立て。

出航、7時半。


ここは、鯛がつれるというポイントだそうだ。
かなりやる気が出ます。

 
ベイト、けっこういます。

鯛ラバ、メタルジグ、手を替え、やってみます。
鯛ラバ、最初の投入で、魚の手応え。
かかったか、と、思ったが、載せられず。

いや、でも、明らかになにか触った。
釣るぞお〜


しかし、あたらん。
あがらない。。

今日も先週に続いてナマエサなし。基本ルアー縛り。


今週もやってみる、アラバマリグ。
しかし、魚が表層に浮いているような気がしない。
鳥山、ないなあ。
ベイトはある。水面から覗くと白い小さな魚が見える。


魚群探知機に写るベイトにぽっかり穴が写った。
大きな魚をよけて群れが逃げまとうと、
こんな形になると聞いたことがある。

はじめて見た。

これは、いるぞ、きっと。オオモノが。


サビキ、なども、落としてみる。


 
お天気、よくなりました。
週のまんなかくらいでは、土曜日は雨予報だったんですが。
見事、風なし、波なし。あ、ちょっとはあるか。
どっちにしても、いい釣り日和。

で、なにかかかった。

 
小サバ〜
サビキ針にかかりました。
こいつがたくさん泳いで居るんですね。

というわけで、メタルジグを大きめの80グラムのコルトスナイパーにチェンジ。
先週カサゴを釣った功労ジグである。


ほかにも浮いているヒトがいるって、やっぱり楽しいですねえ。


メタルジグを落とす。
ちょっとスロジギのスタイルで落とす、しゃくりあげる、しゃくりあげる。
リールが、去年2千円で買った奴で、
もうギアがダメになりかけている。キコキコ音がする。

そんなリールが、いきなり重くなった。
まわらん、根掛かり?
いや、ドラグがしゃあしゃあ出る割には、巻ける。
巻けるなら巻く。がんがん巻く。

重い、オオモノか?
カヌーがゆっくりとまわっていく。これは魚に回されているんだ・
きた、確かにきたっつ・

途中まで巻いたときにドラグがしゃあーっつ、と、出る。
サカナ、突っ走っている。

ドラグは手で引っ張れば出るくらいの「ゆるめ」に、合わせている。
伸びる、伸びる。
ドラグが走っているときは止めてはいけないと本に書いてあった。
オオモノをバテさせるんだと。

ラインがとまった。とまったので、巻く、巻く。
こっちはPE3号、ラインは切れないと思う。
巻いていてもしゃあしゃあドラグが出る。
ほぼ寿命のリール、がんばってます。

あがってきた、と、思ったら、前方10mでジャンプ!!
生きが良いっ。

カヌーの下に見えてきた。
でかい。でも、茶色っぽいアタマ。。
これって、もしかして、サメ?
なんだ、サメかあ。と、いっきにやる気が冷めた。

目の前でエラ洗いのデモンストレーションを見たのに、
このときはまったくシーバスと気が付いていなかった。

サメにしては、魚のシルエットになっていることに、すぐに気が付いた。
サカナじゃん、オオモノ?
とにかく、取り込み。

タモ、2か月まえに新調したばっかりだった。

なかなか入らず、最後は尻尾から押し込んだ。
いや、タモ網は大きめのモノを買っておくべきです。

 
あがった。。。重い。
一緒にシカトロの黄色のラインをひっかけてあがってきた。

おもわず海の真ん中で雄叫び。
嬉しい!!オオモノ〜

よく見て、やっと判りました。確かにシーバス、スズキです。
サメではない。

シーバス、初めて見た。初めて釣った。
こんなオオモノも初めて。

ちいさなカヌーからでは、全身が写真に収まりません。。


クーラーボックスにとりあえず押し込んで、締まらないフタを半開きにして、
とりあえず、みんなのとこに帰ることに。

 
ちょうど、遠景の岸の所にもやがかかって、もやがひいていくところでした。
きれいだねえ。


帰港。


みんなに見せた。
どどん!
 
カヌーのシートからはみ出してます。
写真はクリックで拡大・・


まさに、オオモノです。今年の目標のひとつ、達成。
73センチでした。
目標の40センチを軽々越えてきました。

嬉しい〜



どうやってもクーラーに入りません。
このまま車とばして帰ろうか、とか、
釣具屋にスチロール箱買いに行くか、とか、考えてましたが。


ねこじろーさんが捌いてくれることに。
その場でナイフが出てくるのが素晴らしい。
確かに、これは台所に入らん・・・
  
私は半身だけもらって、残りの半身とアラは、今晩泊まる人たちの宴会用に。
それでも、たいしたサイズです。

ナイフが脂で切れなくなったそうです。
そのくらい脂がのってうまそう。
 
捌いた内蔵を岩の上に置いてみたら、
トンビが急降下して、さっと来て持っていった。
よく見てますなあ。というか、捌いているときから見ていたんだな。



房総手漕ぎ漁協組合、メンバ艇。
これだけ揃うと壮観です。

 
ちょっと波と風があがってきたので、
注意して漕ぐ。

さあて、もう一匹、でかいの釣るぞ〜

魚群探知機の反応はある。
さっきのコルトスナイパーを落とす。

底の辺りにもやもやがある。。
って、ジグが止まった。ロスト。
あのもやもやは、海藻だったらしい。
あたりジグだったのに、残念。

浅いところまで流れてきた。
マヤジーさんが、「コチが入れ食い」と、教えてくれる。
入れ食いはいいかも。と、キスの仕掛けを落とす。
エサはパワーイソメで。

入れたらすぐに引いてきた。


コチ〜。ちょっとくさい。


このまえのキスくらいのペースでちゃかちゃか釣れる。
たまに、オキエソでも混じるかとか思ったが、
コチばっか。

 
6匹釣ったところで、やっぱりオオモノ狙いに行くことにする。
このころには、波なし、見事な鏡の海面。
釣り日和。

 
でも、釣れない・・・
ジグ、鯛ラバ、ひとつテンヤ
釣れません。

まあ、今日はこんなところで、いっか。


帰ってきました。
14時半。

このあと、宴会に向けてさらに魚釣りするみなさんを後に、帰宅。
アクアラインで渋滞にはまった。まあ、この時間だからねえ。


ともあれ、すばらしい釣果のあった一日。
シーバス、最高!!です。
カヤックフィッシング、すばらしいですね。

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