2018.6.2.



前回行ったのがひと月前。この乗っ込み真鯛のシーズンに、全然出られなかった。
例によって、用事がないときは風が悪く、用事があるときは天気が良いという悪循環だった。
まちにまった、カヤックフィッシング。
2時50分起床。7時出港。


これ以上は早起きできん。すでに釣り人が釣りをしている。
 

今回、はじめてのところなので、ポイントがわからない。
魚群探知機に影が映らない。
深いところに行くと、魚群探知機が海底をロストする。
実は、新しい魚探を買ったけど、まだ整備していないので、今回は古いほうで出ている。
古い魚探は、安定のヘタレぶりを発揮。
あまり深いところに行かないで浅いところで釣りしよう。



魚が、かからん。
しかし、天気がいい。景色もいい。水もきれい。
カヌーは、こうでなくては。
 

魚の影を探しながら移動していく。漕ぎたい気分でもある。どんどん動いてしまった。

やっと、何かかかった。

ハタ。小さめだけどファーストフィッシュなので持ち帰る。
口をおもいきり大きく開いていたから、抵抗になって重かったのか?



べた凪、波なし、風なし。いいコンデション。
海底地図で山を発見して、そこを攻めてみるが、釣れてこない。

なんかきた。

カサゴ〜。水中に魚影が映らないときは底モノが釣れる。


このあたりから、ぽつぽつ、小さめの群れが映りだした。
これは群れが来たなとジギングに力が入る。

と、水面に魚のしぶきが、あがった
でかいのいるなあ、あれ、こっちにかからないかなあ、と、思っていたら、
いきなりロッドが重くなった。ぐぐぐっつ、と、引かれる。
すごい重さである。これはオオモノ間違いなし。

と、反射的にドラグを締めた。
ドラグを出さないで、力比べ、バトルしようと。

ロッドが根元まで曲がる、耐えるのが楽しい。
カヤックが引っ張られる、実際にカヌーが動く。
本当にカヌーって、魚に引かれれば動く。行先不明だけど。

バランスをとらないとひっくり返りそう。それも、楽しいうち。
なんとか、がりがりリールを回していく。

ふと下を見ると、見えた。
えっつ?もう見えるの?と、水中に目を凝らす。
まだけっこう深いはずなのに、その姿が大きく見えた。ホントのオオモノ。
ぐぐぐっつ、、、と、引かれる、反射的にロッドを立ててしまった。
バキッ
太い、鈍い音をたてて、ロッドが根元から折れた。
げげっつ。これはやばい。

根元から折れるということは、ラインのガイドがなくなるので、
リールが巻けなくなるということを意味していた。というのを、ロッドを折って初めて知った。

うわああ、、もったいない、と、思いつつも、ラインがじりじり出て行く、
下手をするとリールも持っていかれそう。
このまま最後までラインを出すよりはと、そこで切った。

 
ロッド、折りました。

いやああ、残念。
もう、海の上で笑うしかない。

あの姿、ブリ系にしては光ってなかったかなあ。
でも、色が緑っぽかったから、もしかしたら、サメかもなあ。
サメと思うことにしよう。


気を取り直して、もう一本のロッドで釣る。
かかった。けど、重くない。


イサキ、ですね。
すれカガリだったので重く感じたらしい。

今日はすれガカリが多い。


風が強くなった。10時半。
今日は午後までやろうかと思っていたのに、これは、まずいな。

出艇地の方向に漕ぐ。

あ、海上保安庁様が行く。

パトロールでしょうか。

磯場の釣り人も帰るところ。

よくあんな怖いところ降りてくるなあと。


風はまだ強いけど、ジギングしてみる。
どんどん流される。
釣れない。
こりゃ、ダメかあ。残念。

帰着、11時半すぎ。

ちょうどそこにいた、ヨットの方にカヌーを
上のほうまで引き上げてもらいました。
ありがとうございます。


駐車場のおじさんと会話する。
サメだったかも、と、言ったら、
「このへんではサメなんて、まず居ない」と、一蹴された。

やっぱり正真正銘のオオモノだった〜!残念すぎる〜



釣れなかったのが悔しいので、寄り道して海鮮をいただく

おまかせ3点海鮮丼、1250円。
おいしかった。

上陸、11時半、片づけて出発、13時半、途中で食事してのんびりして17時10分帰着。


ハタ21センチ、カサゴ20センチ、イサキ19センチ。
見事、小物のみ。翌日の朝食の焼き魚になりました。


いやあ、ほんと、今回は、久しぶりに印象に残る釣りになりました。
落とし物、絶対拾いに行くからな。待ってろよお〜。



コメントはフォーラム(掲示板)まで
または、 ツイッター@faltboatへどうぞ。


ホーム