2019.11.30.

今年、内房に行っていない。ということは覚えていた。
天気予報も、相模湾は風が強い予報。
内房はそれほどでもない。
3時20分起床。一路車を走らせる。

アクアラインのトンネルで、「出口強風注意」の表示が出ていて、あっちゃーと、思う。
橋で風速11mの表示。
こりゃ、現地で風が強かったら帰ろう。

と、思っていたら、現地では風なし波なしの凪。
カヤックフィッシングの方が何艇も用意している。
では、と、こちらも準備にかかる。


組み立てているとき、ファルトの樹脂のパーツが割れた。
寒くて硬くなっている。いや、この材質はまずいだろ。

すかさず、手持ちの予備と交換。
その後も割れるパーツがでてきて、
都合、3つも割れる。手持ちのパーツは4個だった。

船体布も入りにくいのが冬のカヌー。

ファルトボート二人艇のamaroneさんと会って話をする。
ファルトの釣り人は珍しい。

 
この時間は、凪。7時12分出港。
早起きしたのに、トラブルで時間を取られて7時を回ってしまった。
すでにカヤックフィッシングの数艇が出て行っている。

海上に出ると、いかにも青物、という反応はある。

これは、と、探ってみる、が、釣れない。

 

釣れない、と、次のポイントに移動したら、いきなり海が荒れ始めた。
風が吹いて波が立つ。ちょっとまずいくらい。
この時期の寒中水泳は避けたい。



テトラポットの内側に入ってみる、
波は少ないが風がひどい。
釣りという感じでもない。

白波が見えるくらいの波 と、
耳元でピューと音が鳴る風が
吹いたら、危険信号です。



身の危険を感じて、上陸。
前のように波に押されて沈をすることは避けたいので、
出艇場所からはなれたテトラに囲われて波がこないところに上陸。
7時45分上陸。1時間も浮いていない。


テトラの向こうに白うさぎが飛んでいるのが見えますか?


おかっぱりの人がたくさんいるので、それに倣って砂浜からルアーを投げてみましたが、
貝殻を釣ったのみ。

出艇した場所が遠いので、荷物を持って2往復。
最後にカヌーを運ぶのに、amaroneさんの手をお借りしました。
ありがたい。

 
上の写真でめくっているのが先日組み立て時に破れて、縫い合わせた部分。
ちゃんとくっついています。

向こうのカヤックフィッシングの人たちは撤収していきました。
ファルト2艇でなんとなく待つ。

ドライスーツの下のシャツが汗で冷たくなってきたので、着替えた。
着替えることがある、ということに驚き。良く持ってきていたなと。

いい加減撤収しようかなと思い始めたころ、風と波が収まってくる。

amaroneさんのファルトが出て行ったのを契機にこっちも出港。
10時出港。

 
海の上、やっぱり、風があります。突風が吹いてはやんで、を、繰り返す感じ。

ルアーを投げようと振りかぶったら穂先がぶれて、カヌーの尻尾をひっかけた。
風があると、どうしてもやりにくい。

風が耳元で鳴る。
こりゃ、こまったもんだ。

10時55分、また上陸。
 
カヌーの尻尾にがっちり針が刺さっていた。

風を避けて上陸すると、凪になる、というのが、「あるある」。
カヤックフィッシングの人に、先週はサゴシが昼過ぎに釣れていた、という話を聞く。
啓発された。

再び、出港。11時20分ごろ。

 
海上も、やや風が強い状況。

釣りができないわけではない。
海中には反応がいっぱい。
しかし、干潮が12時半ごろ。反応があっても釣れない。

その時間を回ればよくなるかなあと思ったのですが、
やっぱりかからない。
一匹くらいはかかってこないかなとがんばるも、釣れてくれなかった。

さすがに、あまりゆっくりしていると帰り道が心配。

13時45分、上陸。

 
天気は、よかったので、ファルトが干せました。

その後、帰路についたのですが、来るのに1時間強、帰るのに渋滞で3時間。

ファルトのamaroneさんは夕方までがんばって、けっこう釣ったとのこと。
やっぱり時合いまでがんばらないと釣れないですよねえ。

ともあれ、今回は、事故なく帰ってこられてよかったです。
荒れるとカヌーの操船で気を取られるので、
次はべた凪の時にお魚と対話と楽しみたいなあと。


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