2021.2.12. マダイコマセ釣り船に乗った


前回の出撃で、ファルトボートをばらしているときに、フレームの腐食を見つけた。
 
リブにヒビが入っているので、これはまずいとクリアウォーターカヤックに修理に出す。
フレームは、リブフレーム、キールなど、半分くらい交換。
コーミングの付け替えも依頼。

で、約ひと月で帰ってきた。
 
素晴らしい出来、と、見ていたのですが、
船体布を合わせるジッパーが腐食していることを発見。
けっきょく、再度フジタカヌーさんに送ることになりました。
2012年2月から、9年目のカヤック、ここはしっかり直しておきたい。
このあたりの顛末はまた別のページでまとめます。


カヌーがないので、海に出られないでストレスが高まっていく。
会社の同僚から釣り船に乗るという話をもらった。
これは、行くでしょう。

確実に釣れるのはアジ船。
でも、同僚が得意にしているのが真鯛狙いの、いわゆる「マダイコマセ」
初体験なんですが、やってみることは大事。

6時半、茅ヶ崎から出港。

 
セットはこんな感じ。
針は今回は1本針でオキアミ。コマセの餌にオキアミを混ぜる。
電動リールと竿を固定する竿受け、コマセを詰めるビシまで借用品。

最初は、コマセを入れるビシと6mのハリスの扱いを勉強する。

普段の釣りと全く違うので難しい。

 
ありがたいことに、この日は平日で、ガラガラ。
こちらの片側で5人。隣の人の間が離れているのがありがたい。
それでも、左右の人と1回づつ仕掛けを絡ませました。おいおい。


で、きた。重くなった。
あさイチ勝負ということで、これは真鯛だろうと予想。
慎重に上げる、ということが判らなくて難しい。
ビシをつかんで、あとはラインをたぐる。

あげてきたら、赤い。でも形が違う。


ホウボウ。けっこう大きいのですけど、真鯛でない。


その後、あたりが遠のく。船中渋い状況。
ただ、初体験のビシコマセの使い方はなんとなく判ってきた。
同僚に感謝。

 
船の後ろに富士山が見えていた。景色はいいですね。

しかし、指先が、冷たい!
オキアミの冷凍のを溶かしていたので、
冷たいのが指先に来た。感覚がなくなるくらい。

朝方準備しているときは汗をかくくらいだったのですが、
海上に出るとやっぱり寒い。
使い捨てカイロを二つ使ってしのぐ。


しかし、この電動リールは、いつもの釣りとは別物ですね。
100mから80号のおもりを引き上げても腕がいたくならないんだから。(笑)
 

船は数回場所を変えるも、なかなかアタリがない。

あるとき、やっと、きた〜。
重い、と、大騒ぎしてラインを手繰ったら、サメだった・・・
これどうするの、と、困っていたら同僚がラインを引っ張って、針を外してくれた。

彼もサメを一度釣ったらしい。
オキアミみたいな小さな餌にくいつくんだなあと。
大騒ぎした割に、サメの写真がない。


確認しただけで真鯛は2匹だった模様。
まえには、10匹という日もあったとか。大潮だったんですけど、やはり日による。

13時半くらいまで、ということでしたが10分延長のコールがかかる。
もう、ベテランさんは片付けを始めた。
それでも、マダイコマセ初体験の私は、がんばる。

最後の一匹、来るもんだ。
 
舌平目。
このあと、もう一投して終了。

14時ごろ上陸。
この船は、みんな渋かったらしい。

アジ船では、70匹80匹と釣れていたとか。
アジ船に乗っていた同僚のお友達から、帰りがけにアジを12匹いただく。
感謝。これで夕食分になります。

コマセ餌をばんばん撒く釣りって、
常に釣れているのかなと妄想していたけど、そうでない日もあるらしい。

とにかく、海がきれいでした。
やっぱり海はいいなあとか。

 
本日の釣果、ホウボウ35センチ。けっこうでかい。
舌平目25センチ。
舌平目だったと思っていたのはカレイだったらしい。

カレイはムニエルにしたら、小さいけどおいしかった。
ホウボウは、刺身、アジは焼き魚。美味しくいただきました。


道具の片づけで、コマセの匂いが
いろいろなところについて、たいへんだった。

しかし、この状況ではコマセ真鯛は終われない。
3月にもう一度乗ろうということになりました
カヌーに乗らないカヌーサイトのレポート、もう一回くらいあるかもしれません。


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