2024.6.22. 夏が来た!シイラが来た!
6月21日が夏至。今年も夏が来ました。
5月1日に捻挫してもう50日目も過ぎ、だいぶ良くなってきた。
カヤックが出せればラッキー、くらいに考えてリハビリカヤックの出艇準備。
ヒロさんが海に出るというので、行先はヒロさんのホームの、いつものところに。
朝3時起床で、この時間の起床もひさしぶりと車を走らせる。
5時に駐車場に着くと、もうヒロさんは出艇するところだった。
あとを追いかけて6時に出艇。
いや、いい天気なんです。海は凪、なんです。
昨日は大雨、明日には梅雨入りするとか言っていたので、
ホントにラッキー。これだけでもありがたい。
ヒロさんと合流し、ジギングから始める。
来た。ファーストフィッシュがあがってきた。
フグ〜。立派なフグでしたが、リリース。
その後が続かない。
魚群探知機はベイトの群れで真っ赤に埋まる。
でも、ベイトを食う大型魚が映らない。
サビキをおとしても小魚が喰ってくれない。
遠くに富士山が見えました。きれい。
いや、今日は富士山も江の島もよく見える。
もう夏になりますね。
深いところに行ってみようと行ってみたけど、空振り。
再び魚群探知機の反応のある浅いところへ帰ってきた。
ああ、漕いだ。
ジギングしていたら何か水音がした。ヒロさんがやってきて、あれは魚の音だという。
どう考えてもシイラだ。キャスティングロッドを出してキャスト。
必殺のダイワ、ソルトペンシル。かかれ〜
かかった!!デカいシイラだ!
数分の引っ張り合いの末、
あっさり上がってくる。おでこのある、かなりデカいシイラ。
なんだ、デカい割には、簡単に上がってきたな。
じゃあ、網入れ・・・と、網がおでこに当たった瞬間、目が覚めたらしい。
反転、カヌーの後方に向かって猛ダッシュ、
ロッドが折れるのをさけるように振り回したとき、
ぱあん、と、PEラインを切られた。
シイラ、なめてました。
ショック〜!!!
PEラインが魚体にあたったのか、すっかり劣化してました。
リーダーが減っていて、短くなっていたらしい。
デカい魚はもっと大事に上げないといけないことを学びました。
大急ぎで、カヤックのうえでFGノット、PEにリーダーを結び直す。
今度はリーダーを長めにする。
結んでいる間に、ヒロさん、2度ひっかけて、2度逃げられたといっていた。
このまま負ける訳にいかない!
結びなおし完了、戦線復帰。
相手はシイラなので、水上でしぶきを上げる系のルアーを選ぶ。
何回もキャスト、しても、全く反応がない。
もういなくなったか?と思ったその一投で、バシャッとしぶきが上がる。
喰ったか、と、用心してから合わせを入れる。
かかってる!
これが、でかい。重い。
もう引く力が強いので、こっちも腕力で対抗。
カヤックが引っ張り回される。カヤックがぐるぐる回る。
カヤックの後ろのほうに行かれると、ロッドがしなりすぎるので、
できるだけ引っ張らせてカヌーを回してもらうようにする。
そんなことしていたら、ヒロさんが気が付いてやってきた。
ここから写真がある。
「ギャフ、あるけど使う?」「使う使う!」
さっき網で失敗しているのでありがたい。
ギャフを渡してもらってバトル継続。
シイラの力が抜けてきたのか、水面をぐるぐる回るようになってきた。
それでも、たまにまたラインを引っ張る力を残している。
これは用心深くいかないと。
シイラ、見えてきた。
ファルトボートのライムグリーンと同じ色に見える。
もう、腕がパンパン。
ギャフをかけて、引っ張り上げようとしたが、かからない。
網を出したらルアーにひっかかったので、そのまま強引に引っ張り上げた。
釣り上げたことのないサイズに苦労してたら、
ルアーの針がファルトボートに穴を開ける。こいつは〜!
そんなこんなで、ついに、デカいシイラが上がりました。
こんどはシイラからルアーが外れない。このサイズは、釣り上げてからも一苦労。
ここで、GPSデータ。
シイラをかけた直後、カヤックが蛇行してぐるぐる回っているのが記録に残ってました。
おそらく、40mくらいは最初の場所から移動しているように見える。
自分で撮った写真は、これだけ。そうとうテンパってた。
腕も筋肉痛でぴくぴくするし・・
あがりましたの、記念写真。
カヌーの上に出ている人間の上半身よりも長いサイズ。
おでこの立派なオスのシイラ
というわけで、ヒロさんともども、これで帰ることにする。
シイラは、うちのクーラーボックスには入らず。
尻尾がすごい長さで飛び出したまま。
帰り道、こんな浮遊物のあいだを漕ぐ。
昨日の雨で浮遊物が流れてきていて、これにシイラがついていたらしい。
海岸線は、すっかり夏の装いでした。
いやあ、いい海だ!!
ここで計測。112センチ。
メーター超えはカヤックフィッシングやってきて初めての釣果。
いやあ、嬉しい。
帰りみち、拓パパさんにお会いして、写真を撮っていただく。
本人、あまりにも嬉しそうなので、ここでは顔は自粛。
拓パパさんのおかげで外の流しを借りることができたので、
頭と尻尾を切り離してクーラーボックスに押し込む。
ありがたい〜。これで持ち帰れる。
ヒロさん、拓パパさん、カヌー友達ってありがたい。
みなさんありがとうございました〜!
捻挫でカヌーに行けず、休みの日に空を見上げて
「なんで私は家にいるんだろう?」と自問自答していた安静の日から比べると
ほんとうに、いい海、いいリハビリカヤックでした。
健康って、貴重ですよね。ホント。
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