カナール416アルミ

ノーティレイ製

 

写真はぽから艇


全長
全幅
全高
重量
価格
416cm
69cm
−cm
15kg
¥169,000
(2002年7月ミナミ価格\98,000)

ご注意!
カナールは、2003年4月から、西華産業からパール金属に販売元がかわり、日本バージョンからは全面撤退とのことです。2003年度には、安売りが予想されますが、修理体制があまりよくないことが予想されます。
これから購入される方はリスクを承知でご購入ください。



ぽからの現在の持ち艇です。価格性能比で言ったら、非常にすばらしい艇です。でも、ユーザーを選びます。最近わかってきました。長所も短所も理解してから購入するべきです。
長所は、とにかくその価格です。本体はこれにして、ほかの装備にお金をかけるのも手です。
全体的にシルエットは平たい形をしていますが、後ろのジッパーは開くので、キャンプ道具の搭載には困りません。そして、4メートル超の全体長と、波を切るようにすらっとのびた先端部分の効果か、スピードはすばらしくでます。二人艇のバレントといい勝負ができるんだからたいしたものです。

カナールは長いこと木製の艇を作るメーカーで、軍で採用しているカヤックをつくっているところでした。この艇からアルミパイプ製の艇もつくりはじめました。基本的にパイプでカヌーの形を作ってから船体布に入れる方式には変わりありません。
カナールでは、木製カヌーのときから、船体の後尾に「くさび形」のパーツをはめ込んでテンションをかける方式をとっています。このパーツが、艇が新品の時にはかなり堅くなります。新規購入時には組みっぱなしで1,2週間ほど放置しておくといいようです。これがひと冬越すとまたはまらなくなったりするのですが。
このパーツさえ入るようになれば、艇の組み立て時間はアルフェックのときとほとんど変わりません。でも、これがよく入らなくなるのですけどね。
あと、尻尾のところのパイプが板一枚で止まっています。そのため、「外側に開くと壊れます」。これはこの設計上辛いところ。可動の方向はちゃんと理解して使用しましょう。

あと、メインのパイプをはめるときにちょっと迷うので、どの骨が入るのかのマーキングはやったほうがいいですね。また、艇を購入したら名前を書きたくなるのですが、マジックインキで船体布の上側に書くと裏写りします。書くインキに注意しましょう。考えてみれば、名前を書き込む場所もない。


ご満悦の持ち主
あと、稲田堤のページにも意見があります。ご参考

(2003.4.4.補足)

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