四万十川くだり、前回来たのはいつだったか、というくらい記憶が古い。
私にとって2回目ですが、オスロマルカさんにとっては初めて。
やっぱり四万十川はカヌーの聖地です。
本日は江川崎から鵜の瀬まで漕ぎます。
寝心地のいいキャンプ場だったのですが、ここは風がとおらなくて夜は暑かった。
よく見ると、他のキャンプ客はフライシートなしで網だけにして寝ている方もいたみたい。
明け方には温度は下がってましたけど。
6時に村のチャイムが鳴って、起こされた。田舎は朝が普通に早い。
朝6時のキャンプサイトはこんな感じ。
ガラガラです。このキャンプ場。
ちょうど、朝は山の陰になって暑くならないんですね。
その後、朝食をとっていたら村の放送でラジオ体操第一がかかる。
良い運動とばかりにラジオ体操をひさしぶりにしました。
効率的にストレッチができてよいですな。
朝の四万十川。風景がそのまま川面に映ってます。
この、カヌーひろばにはカヌーを出すための階段があります。
今回はこちらから出艇。
テントをぜんぶ片づけて、荷物はクルマにのっけてきれいにしてからカヌーを出す。
今日はタクシーが来る15時までにはゴールして撤収完了しなくてはなりません。
9時出発。
でたところ、すぐに瀬があります。
この最初の瀬をくだってから振り返る。
江川崎スタート直後のこの瀬でこけるヒトもいるそうで。
2艇とも沈せず。四万十川のはじまりです。
最初の赤い橋、津大橋のたもとに「いわき食堂」という看板が。
下流側の流れ込み手前に小さな浜があってあがれるようでした。
昼時ならここで食事という選択肢もあるんですが、
さすがに早すぎますな。
流れ込みの川を眺める。
水が透き通ってきれい。
自分の影が川底に映ります。魚の影もいっぱい。
四万十川、でかい。でかいけど水がきれい。
こんなに山の中を流れているのに、川幅があるって不思議。
この区間でも、ちょっとした瀬はちょくちょくありました。
10:25岩間沈下橋。この橋も絵になります。
橋の上にいた大人と子どもが飛び込みしていた。
けっこう川面から高いけど、このくらいが楽しそうです。
10:43芽生(かよう)大橋。あたらしい橋は色気がない。
キャンプしている人がカヌーを出していました。
しかし、良い天気です。暑い。橋の下の日陰が恋しい。
中半(なかば)休憩所では、川からあがれるのかと思ったのですが、
国道沿いの休憩所まで上がるルートは見つからず。
その下の浜で休憩上陸。
魚の影は、カメラで狙えば、撮れます。いいねえ。
11:20出発。
本日のお昼は、できれば口屋内のまちで食べるところがないか探そうと。
なかったら、持参したカップ麺もしくはカレー。
その、口屋内の沈下橋が見えてきました。
この沈下橋も橋脚がまるくって、良い景色なんですよねえ。
でも、なんか様子が違う・・・
口屋内沈下橋、落ちてました。
工事中の軽トラがとまってます。
なんでも、去年落ちて、最近の台風でもっと落ちて、
改修検討中らしい。
地元のおじさんが、今日は文化庁の役人さんが来たと言っていた。
実はすぐ近くに(歩くと遠い)立派な橋があるので、ここがなくても困らないようですが。
この橋はなくすのはもったいないですよねえ。
というわけで、昼食は持参品となって、日陰になる橋の下に逃げ込んで食事。
食事してから出発時にしげしげと橋を見る。
もちろん通行止め。
このあたりの食堂はないの、と、おじさんに聞いたら橋の向こうに
自然食のバイキングレストランがあるらしい。
それはカヌーイストにはちょっと重いなあ。。。
向こう側にカヌーをあげるのは面倒そうですし・・
13:05出発。
いや、この雲が四万十川。
流れのないところも、あります。
トロ場は水面が鏡になるので、見事に空が映ってます。
ファルトでなくてインフレータブルで漕ぐのはけっこうきつい。
オスロマルカさんに追いつけないんだよねえ。
流れ込みがたまにあって、水がきれい。
あまりにも暑いので、日陰を伝って漕いでました。
オスロマルカさんはしっかり真ん中を行っていた・・
で、見えてきました。本日のゴール、鵜の江の沈下橋。
正式には勝間沈下橋というらしい。
目標時間14時より15分ほど早く着きました。
いやあ、四万十川、いいですなあ。
カヌーイストの聖地といわれるだけはあります。
川幅が思ったより広かったのがびっくりですな。
当然橋の下の日陰で撤収。いやあ、よく乾くこと乾くこと・・・
ここは、国道にあがったところに「釣りバカ日誌撮影現場」の看板がありました。
下流側ちょっと行ったところにいい駐車場ときれいなトイレがありました。
で、15時に道にあがったらタクシーが待ってました。
いや、帰り道、タクシーのクーラー、生き返りましたね。
鵜の江から江川崎まで細い道を伝って6000円弱でした。
なにが嬉しいって、カヌーひろばに停めている自分の車に横付けしてもらえるのが。
便利だ・・
カヌー館でアイスを食べて、気力復活したら、
次の仁淀川に向かってクルマを走らせます。
途中で四万十川の上流エリアを見学。
江川崎よりも上も瀬があって楽しそうですねえ。水もこっちのほうがきれいかも。
また来たいもので。
さて、四万十川から仁淀川までクルマで2時間。
途中で風呂でもないかと思ったのですが、
立ち寄り風呂がない。
というか、このへん田舎なのでなんにもない・・
けっきょく食事もあきらめて、スーパーでご飯を買ってキャンプ予定地の越知の宮ノ前公園に到着。
広い公園なんですが、ほかにキャンプをしている人はいなかった。
(夜中に来た人が他にひと組いたくらい)
仁淀川のキャンプ地の夕暮れ・・
このキャンプ地は無料ですけど、寝たところは芝生。
仮設トイレがいいのが入っていて匂わない。
水と飲み物の自動販売機があります。
ちなみに、公園の向かいにラーメン屋があったので、こっちで食事する手はあったかな。
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